「トモママさん 徳島県」さんの投稿
先週、小学校で「6年生を送る会」がありました。各学年が6年生のために出し物を見せました。
1年生の出し物は「6年生に挑戦!」
4つのグループに分かれ、?大声対決?縄跳び対決?早口言葉対決?すもう対決で6年生に挑みました。そのための練習が10日ほどありましたが、その練習が彼にとっては課題の山積みとなりました。
芝居仕立てなので、まずはひな壇に2列に並んで一斉に手を上げたり、回したり、ずっこけたりしなくてはいけないところ、どれも周りの子より早くなったり遅くなったり。ふりを覚えたら今度は先の行動をしてしまったり。適当な動きが難しいので思いっきり振り切って後ろの子にぶつかったり。でもそこは先生方、考えました。後ろの列の子供たちは彼よりも2段上の位置へ。これで彼がぶつかることはありません。あとはみんなにタイミングを合わせることに集中させてくれました。おかげで本番は、セリフもアクションも、みんなとばっちり合わせることができました。
次は彼が挑戦する縄跳び!
「詰まってもそこからもう一度スタートしてください」と言う先生の指示を彼から聞いた私は「うそ〜!詰まったら全員を止めてまた最初から跳ぶって言うわ!」と真っ青になりました。でも本番は真ん中でどうどうとあやとびを跳び、つまりましたが、お約束通りすぐに飛び直しました。
また縄跳びがあると触ってしまう彼のために、使い終わった途端、先生がさっと全員の縄跳びを集めてくれたおかげで、そのあと6年生が見事な2重跳びを見せてくれている間もじっと立って見ていることができました。その後1年生全員で「どて!」とこけ「え〜んえ〜ん!6年生にはかなわないや」と泣きまねをして元のひな段へ一目散。すばらしい演技に場内拍手!拍手!
そしてもっとも難関なのは、自分たちの出し物が終わってからの1時間以上、お山座りで待っていられるか! 練習のときは、じっとしていられず動き回り、急に思い出し笑いをしてそれが止まらず、先生方に苦労をかけました。それでも丁寧に、愛情一杯で指導してくださったおかげで、何と、どこにいるのか分からないほど目立つことなく座ることができていました。
1年の締めくくりに素晴らしい成長ぶりを見ることができました。そして何よりも諦めず、大勢の中でみんなに合わせることを徹底させてくれた先生方に感謝でした。
「キッズパワー」さんの返信コメント
1年は、何もしなければあっという間に過ぎますが、
コツコツと積み重ねてきたことは、本当に大きな成長をもたらしてくれます。
どんなことがあっても諦めない限り、こども達は成長していくことができます。
こども達が止まってしまうのは、私たち大人が諦めた時です。
そういう意味では、目を覆いたくなることは少なくなかったと思いますが、
諦めずに前を見続けたお母さんの頑張りが実った会でもあったのではないでしょうか。