子育てについて
Ⅰ.幼稚園・保育園・学校
幼稚園
文部科学省管轄、学校教育法に基づく3~5歳児までの子どもが対象で、保護者が働いていなくても預けられるが預かり時間は標準4時間。公立と私立がある。公立の場合は自治体によって対象年齢が様々であり(1年~3年)、また、私立では、その園の特色により教育内容は様々です。
保育所
厚生労働省管轄、児童福祉法に基づく0~5歳児までが対象で、預かり時間は標準8時間。公立と私立、認可と無認可の施設がある。主に共働き保護者のために子どもを預かる施設で、保護者の収入によって保育料金が変わる。公立の場合、発達障害があるお子さんに関しては、保護者が共働きでなくても受け入れてもらえるが、障害がある子どもの人数枠がある。
認定こども園
2006年10月からスタート(モデル事業等ですでに存在している施設もある)、幼稚園と保育所の機能を併せ持つ施設。保護者の就労を問わず、0~5歳児対象、預かり時間8時間で、現存の幼稚園や保育所を拡大する形式や地域の教育・保育施設が機能を果たす場合等、いくつかの施設形態が考えられている。認定は、国の指針を基に都道府県の条例で決定し、都道府県知事が認定することになっているようです。
この施設の背景には、共働き世帯が増えて保育所の待機児童が増える一方で、幼稚園は少子化の影響で定員割れ、閉園という状況があるようです。
http://www.jtuc-rengo.or.jp/kurashi/kodomoen/kodomoentoha.html(認定こども園について)
介助員
幼稚園や保育園でクラス担任以外に、支援を要する園児・児童・生徒の安全を守り、生活を介助することが目的。支援がある子どもが集団で学べるようにするために存在しているわけではないので、障害についての知識や教えるためのスキルはないことが多い(採用に関して資格や学歴等の条件はない)。自体によっては研修を行っている場合もあるが、殆どは個人の力量によるもので差がある。