自閉症・広汎性発達障害がある子供とご家族向けの個別訪問・集団セラピー、ペアレントトレーニング等。
自閉症・広汎性発達障害がある子供とご家族向けの
個別訪問・集団セラピー、ペアレントトレーニング。
お道具箱
Kid's Library
切り紙というと、ぱっと開いたときの左右対称の幾何学模様の美しさ、繊細なはさみさばき、という印象がありますが、子どもと楽しめて、かつ、子どもに必要な練習もするための例を、いくつかあげてみます。
【用意するもの】
大きさの違う折り紙、厚さの違う色紙、白い紙、白画用紙、はさみ、クレヨン、ペン のり、シール折り紙、両面テープ
【準備すること】
・子どもの好きなもので、なるべく左右対称のものを探す。
・頭に思い浮かばない場合は、四角に折った紙や三角に折った紙の上に、作りたいものをのせてみるとわかりやすい。
※写真にあげたものは、左上から順に、恐竜、ウサギ、バイキンマン、ジバニヤン、アルファベット、禁止マーク、歩行者信号
【練習 その①】
・折り紙を四角半分に折る、三角半分に折る
【練習 その②】
・大人が切り上げたものに、顔や模様などを描く
【練習 その③】
・直線、曲線、角のある線を切る
【練習 その④】
・大人が切り上げたものに、顔や体の部位などのパーツシールを貼る
・大人が切り上げたものに、顔や体の部位などを両面テープで貼る
・大人が切り上げたものを、のりで紙に貼る
【練習 その⑤】
・白い紙を、作りたいものの色で塗る
【練習 その⑥】
・必要な道具を、大人に頼んでとってもらう、貸してもらう
・折れない、描けない、切れない、貼れない、塗れないときに、大人に「折って」「描いて」「切って」「貼って」「塗って」と言葉で頼む
・それぞれの作業ができたときに、大人に「できた」という
【練習 その⑦】
・大人に頼んだとき、大人がやってくれている間、待つ
・大人に頼んだことが断られたとき、自分でやりきる
・多少うまくできなくても、諦める
【ポイント】
・いろんな練習ができますが、子どもさんに教えたいことの優先順位を考えて、欲張らず、1つずつ練習していくことが肝心です。
タオル。
そう、なんの変哲もない、どこにでもある、タオル。
今回は、タオルを使った、単純な遊びの例を、いつくかあげてみたいと思います。
【用意するもの】
大きさの違う各種タオルやハンカチ
【バスタオルくらいの大きさのタオルの遊び方】
その①
床にタオルを広げて敷き、その上に子どもを寝かせたあと、子どもの頭側と足側のタオルを左右の手で握り、持ち上げて揺らす。
その②
床にタオルを広げて敷き、その上に子どもの座らせたあと、大人はタオルの端を持って、床を滑らすようにひっぱる。
その③
大人はタオルを被って待ち、子どもがタオルをひっぱっりとったら、「ばぁっ!」と大げさに驚く。
その④
タオルを細長くたたんだあと、端から緩めにくるくると巻き、巻いたタオルの中心のところに、大人と子どもがそれそれ両端から手をいれていき、互いの手が触れたところでこそばす。
その⑤
子どもの首やお腹まわりにタオルの端を結び、大人はタオルの反対側の端をもって、ばっさばっさと上下に揺らす。
その⑥
床にタオルを広げて敷き、その上にソフトカラーボールや風船をたくさんのせたあと、大人と子どもがタオルの両端を持って、ボールや風船をばらまく
【フェイスタオルくらいの大きさのタオルの遊び方】
その⑦
子どものお腹や背中にタオルを入れたあと、襟元や袖口などからタオルをそろそろと抜いていく。
その⑧
子どものお腹や背中にタオルをぎゅうぎゅうとたくさん詰めていき、ぽんぽんになったお腹や背中を触ったり、その状態で床に寝転がったりする
【ハンドタオルくらいの大きさのタオル、もしくはハンカチの遊び方】
その⑨
昔懐かし、バナナやリボンを作る。
その⑩
タオルやハンカチを子どもの頭や顔の上に、ふわっとのせ、子どもがしばらく楽しんだら、大人がタオルやハンカチを突然ぱっととる。
その⑪
タオルやハンカチを子どもの前にたらすようにもち、子どもが手を伸ばしてきたら、とられないようにぱっと動かす
動画やDVDに気に入ったものがあれば、一緒に遊べるゲームにしてみてはどうでしょう。
もちろん、ゲームの準備から子どもも一緒です。
今回は、文字のかかれたプラカードをもった動物が音楽にあわせて前進し、笛がなったら並び変わって、5文字が単語になる、という動画を使います。
【用意するもの】
動画の好きなキャラクターをうつしたもの、紙、色鉛筆、はさみ。
【準備】
・色を塗る
・キャラクターが1体ずつにわかれるように切る
・机と椅子を部屋の真ん中に置く
・机の上に、動画のスタートと同じようにキャラクターを並べる
【遊び方】
①机をはさんで、大人と子どもが対面になるように立つ
②子どもと目があったら、音楽をスタートする
③大人と子どもがそれぞれ、机のまわりをゆっくり歩く
④笛がなったら、大人と子どものどちらかが椅子に座る
⑤椅子に座った方が、机の上のキャラクターを並べ替える
⑥並べ替わってできた文字を読みあげる
⑦再度音楽をかけて、キャラクターを机の上からはけさせる
⑧これを繰り返す
【ポイント】
・準備のところは、子どもさんスキルにあわせて変えてあげてください
・椅子取りゲームの導入になります。
・音楽にあわせて、一緒にゆっくり歩いたり、かけあしでまわったりと、速度をかえてみてもいいでしょう。
・プラカードの文字は、最初は動画の通りに、慣れてきたら、子どもの知っている5文字の単語へと変えていってもいいですね。
取り出しますと、親御さん方も「あぁ~、懐かし~」なんて声があがります。
私の子どもの頃は、白いのしかなくて、もちろん美術の時間に使っていましたら、ドンドン黒くなっていくんですけれども、それでも、活動の合間の息抜きに、ちぎったりこねたりして、手で弄んだものです。
赤・オレンジ・黄色とカラフルで、いちご・オレンジ・レモン、なんて具合に香りまでついている最近のねりけしならば、きっと興味をひけることでしょう。
【用意するもの】
ねりけし
【遊び方 その1】
①大人が子どもの前でねりけしを「こねこねこね」とこねる
②子どもと目があったら「びよ~ん」と言って、ねりけしを左右の手でひっぱり、びよーんと伸ばす
③ねりけしが伸びて落ちたら「トントントン」と言ってねりけしをくっつける
④これを繰り返す
【遊び方 その2】
*遊び方その1で子どもが興味をしめしてきたら
①大人と子どもが対面で座る
②大人と子どもがそれぞれ、ねりけしの両端を持つ
③子どもと目があったら「びよーん」と言いながらひっぱって、練りけしを2人で伸ばす
④伸びて落ちたねりけしを「トントントン」とくっつける
⑤これを繰り返す
【遊び方 その3】
*遊び方その2に興味がでてきたら
①遊び方その2の①~③に同じ
②互いに残りのねりけしをもち、「トントントン…トトトト」と言いながら、伸びて落ちたねりけしをくっつけていく
③これを繰り返す
【ポイント】
・大きな動きが好きな子どもさんの場合は、部屋の真ん中に大人と子どもが対面で立ち、びよーんと伸ばしながら部屋の両隅へと走るというのでもいいでしょう
。この場合、トントンとくっくけるのも、互いに部屋の両端からになります。(スライムと異なりくっつかないので大丈夫だとは思いますが、気になる方は念のため、床にレジャーシートを敷いてください。
・ねりけしの入っているケースにテープを貼っておくなどして、大人に頼む機会を作るのもいいでしょう。
・びよーんとひっぱったあとは、子どもと大人とがそれぞれ、ぶちぶちとちぎり続け、手のひらでざらざらと触って楽しむ、なんて遊ぶのでもいいですね。
一昔前は、ホームセンターや画材屋さんにしかなくて、色も緑・青・ベージュくらいだったと思うのですが、今はカラフルでいろんな模様のついてるマスキングテープがたくさんありますね。
剥がすのに困らないところを利用して、こんな使い方はどうでしょう。
【材料】
マスキングテープ
【遊び方】
①大人はマスキングテープの巻きを持ち、子どもにはマスキングテープの端を持たせる
②大人と子どもで目をあわせて、「せーの」のかけ声で、テープを引っ張り伸ばす
③適当な長さでテープをちぎる
④切ったテープを床に貼る
⑤①~④を繰り返す
⑥長いテープを何本か貼ったあと、横断歩道や信号、交通標識などを大人がテープで作っていく
【遊び方】
・「ピッポ、パッポ」と言った信号の音などを使って、実際に子どもや大人で渡り合いっこをする
・ミニカーを使って、道路を走らせたり、止まらせたりする
・人形を使って、道路を渡らせたり、止まらせたりする
【ポイント】
テープを一緒にひっぱったあとに、道路や横断歩道を作らなくても構いません。例えば、
・テープを短めに切って文字や数字を作る
・テープを短めに切ったのをたくさん作ったあと、それをぐちゃぐちゃに丸めてぺたぺたボールにしてくっつけあいっこにする
・テープを短めに切ったのを体に貼りあいっこする
・テープを長く長く切って貼り、何本かたまったら「それ~」とはがす
・テープを長く切って貼り、コースを作って進む
など、子どもさんの好きなことを用意してあげてください。
・色名、模様、名詞など、引き出せる言葉もたくさん。
・今日はこの色使わないから~!なんて、我慢の練習もできますね。
今回は折り方をメインに書き出してみますね。 写真の番号を見ながら読んで、手を動かしていってください。 子ども達は、最初は△折1-2回、□折り1-2回できれば十分です。
①肌色の折り紙を用意する
②△折を2回して1/4の大きさにする
③△を広げて◇にする(ここまでは折鶴の折方と同じですね)
④◇の上方を折り返す
⑤④の折り返し部分を内側に入れ込む
⑥◇の下方を裏側に折る(この肌色の部分が顔になります)
⑦栗状になった⑥の突起部分(写真用に黄色く塗りました)を左右それぞれ斜め下に向けて折る
⑧⑦をさらに折り返す(ここが葉っぱになります)
⑨ピンクの部分と⑧で作った葉っぱの部分の境に切り込みをいれる
⑩切り込んだ部分を裏側に折り、ピンクの部分がひし形になるようにする
これに顔を書いたらできあがりです。
④や⑥の折る部分の割合を変えることで、顔の輪郭のバリエーションがつくので、かっぱ君の家族たちも、基本はこの折り方で作れます。
かっぱちゃんは、茶色で髪の毛を作ってあげますが、顔の部分は、折方その①のかっぱ君と同じです。
①茶色の折り紙を用意する
②△折りを一回する
③△の底辺の部分を1/5程折って戻す
④③を半分の折り、③でできた折り目の部分(黒線の部分)をハサミできる
⑤黒線の部分を切った様子、この切り込みに顔をはさみこみますので、切り落とさないでくださいね
⑥⑤を広げて、③の折り目の部分を折りなおす、折りなおした部分の真ん中に2か所、はさみで切り込みを入れる(黒線の部分)
⑦⑥の切り込みをそれぞれ裏側に斜めに折りギザギザにする(これがかっぱちゃんの前髪の部分になります)
⑧⑤で作った切り込みから、折方①で作った顔の花と葉っぱの部分を挟み込む
⑨▽の左右の頂点を下に向かっており、下の頂点を顔のあごの部分にあわせて裏側に折る(髪の毛で顔のぽっぺが隠れるように折ります)
⑩顔を包み込むように茶色の先を折り込む
これで顔を書いたらできあがりです。
他に髪の毛のあるキャラは少ないですが、髪の毛の色にあわせた折り紙を選び、顔をはさみこんだあとに、折り込む割合を変えることで対応できます。髪の毛は作っておいて、顔ができ次第、⑧から⑩のみやってみせてと、時間短縮してあげたりすることも必要に応じて対応してください。
ではカラスくん。
これは、サンタブーツの折方を参考にしたものです。
①青い折り紙を用意する
②□折りを1回する
③②を広げて、真ん中の折り目に向かって上下両辺を折る
④③を半分に折る
⑤④を3/5くらいの位置で斜めに折りあげる
⑥v字の部分の右の内側を少し斜めに折ったあと、黒線の部分にはさみで切り込みを入れる(ここが顔の部分になります)
⑦⑥の切り込みを折ってギザギザになるようにしたあと(ここが頭の先の部分になります)、黒線の部分にはさみで切り込みを入れる(ここが口になります、口のなかのピンクの部分もつくりたいので、重なっている折り紙の一番上の部分のみ切るようにしてください)
⑧⑦の切り込みを裏側に折り込みます(ここが口になります)
これで顔の完成です。
修正テープ、白い折り紙などで、目の部分を作ってください。
かっぱ君もかっぱちゃんもカラス君も、見本用に小さい折り紙で作っていますが、子どもさんと作るときは、普通サイズの折り紙で作ってくださいね。
市販されている折り紙BOOKや絵入り折り紙。
色んな種類がありますが、どうもうちの子の好みじゃないのよねれ…なんていうときは、こんなひと工夫はいかがでしょう。
【材料】
子どもが好きな乗物のペーパークラフト、はさみ、のり
【作り方】
*写真は左から、SLマンのペーパークラフト、もぐりんのペーパークラフトを平面に戻したもの、もぐりん折り紙の元になる型紙、もぐりん折り紙とそれを折って立体にしたもの。
①子どもが好きな乗物のペーパークラフトを平面に直してコピーをとる。
この場合は、もぐりん。
②ペーパークラフトのコピーから、乗物の顔に当たる部分、屋根に当たる部分、お尻にあたる部分、左右の側面に当たる部分、底に当たる部分に切り分ける。
③屋根に当たる部分を中心に、顔、左右側面、お尻に当たる部分を貼り合わわせる。
④コピーをとる。
⑤コピーの余分な部分を切り落として正方形にする(正方形の白い紙の真ん中に、顔・屋根・お尻が一つの対角線上にのっている状態になるようにコピーをとる)
⑥オリジナルキャラ折り紙の完成。
【遊び方】
・できたものを眺める、並べる、つなげる
・それぞれの乗物とセットになった人形と並べる
・それぞれの乗物の音や動きをつけてながらみせて、ぶつけあいっこやつぶしあいっこをする
・一緒に作る
【ポイント】
・キャラクターのペーパークラフトは、幼児向け雑誌の付録などを利用しています。
・市販の乗物折り紙のような精巧さは求めず、10回折りくらいで立体になるようにしてますが、それでも箱状にするところは難しいので大人が手伝ってあげる方がいいでしょう。
・折っての言葉だけでなく、拡大・縮小コピーを使って、大きさの違う乗物を作って、大きいの・小さいのという言葉をねらってもいいですね。
【材料】
折り紙、シール折り紙、大中小の丸シール
【作り方】
*写真は、1段目はメロンパンナちゃんからの変形、2段目はホラーマンからの変形、3段目はドキンチャンからの変形。
・メロンパンナちゃんからの変形
①灰色の折り紙でメロンパンナちゃんを折る。
②ピンクの丸シール(中)と赤い丸シール(小)で目を作って貼る。
③接続部分をペンで書き入れ、ダダンダンの完成。
・ホラーマンからの変形A
①白い折り紙でホラーマンを折る。この時顔が少し細めになるように折る。
②ホラーマンの口にあたる部分が上になるように置く。
③白い丸シール(中)、黒い丸シール(小)で目を作って貼り、丸シール(小)を鼻にして貼る。
④赤い丸シール(中)を半分に切って口にして貼る。
⑤ピンクの折り紙シールをニップルの形に切って貼ると、ミルク坊やの完成。
・ホラーマンからの変形B
①うすだいだい色の折り紙でホラーマンを折る。この時、顔の正中線から左右の幅を少し変えて折る。この場合、正中線から左の方の幅が右に比べて狭くなるように折っている。
②ホラーマンを横向きに置く。この場合、ホラーマンの口に当たる部分が右になるように横に置いている。
③白の丸シール(中)と黒の丸シール(小)で目を作って貼り、赤の丸シール(小)を頬、、黒の丸シール(中か小)をタイヤとして貼る。
④ピンクの折り紙シールを細く切ったものを口として貼り、赤の折り紙シールを半円に切って鼻として貼ると、アンパンマン号の完成。
・ドキンちゃんからの変形
①あおむらさきの折り紙でドキンちゃんを折る。
②ドキンちゃんのツノが横になるように置く。この場合はツノが右になるように置いている。
③横向きに置いたドキンチャンを半分に折る。
④ピンクの丸シール(中)と赤の丸シール(小)で目を作り貼る。
⑤青の丸シール(中)を、タイヤと背中のドアとして、折り紙を挟むようにして半分に折って貼る。
⑥ピンクの折り紙シールを細く切って口として貼ると、もぐりんの完成。
【遊び方】
・できたものを眺める、並べる
・キャラクターのセリフや動きを言いながらみせ、こちょこちょ、ツンツンなどを入れる
・一緒に作る
【ポイント】
・シールで作った部分を、ペンやクレヨンで描いてあげるのでもいいでしょう。
・子どもが作ることに興味を持ってきたら、シール貼などをできそうな部分から子どもにやらせていってみるといいでしょう。
・最初は、作るのは全部大人で、子どもは完成品を受け取り並べて眺める、という遊び方からで十分と思ってかかりましょう。
好きなキャラクターができたとしたらシメタもの。
絵にかいてあげるだけるだけでおわらず、そのキャラクターを色んな材料で作ってみましょう。
今回はアンパンマンから、ケチャップくんとマヨネーズ君をとりあげてみました。
【材料】
大きい折り紙、○シール、シール折り紙、空き容器、毛糸
【作り方、その①】
*職人のおもちゃ箱、折り紙遊びその②、ホラーマンからの変形バージョン
①ホラーマンの上下を逆にして、ホラーマンの顎の部分が上になるようにする。
②縦長の長方形の四隅を折った形のホラーマンを、五角形に近い六角形に折り直す。
③赤いケチャップ君は、真ん中に丸くて白い紙を貼って顔を作り、○シールや折り紙シールで顔のパーツや蝶ネクタイを作る
④黄色いマヨネーズ君の場合は、○シールで顔を作る
⑤赤・白の折り紙を長細く切り、輪になるように貼り合わせてケチャップ・マヨネーズの蓋にして、ホラーマンの顎だった部分にかぶせる
【遊び方】
・ケチャップくんとマヨネーズくんを並べて、決めセリフや好きな場面のセリフを言う
【ポイント】
・サイズ引っ張りの蓋を作ることで子どもには差し込みにくい状態を作ったり、毛糸で作った手足を折り紙にあけた穴に通して結ぶ形にしたりすることで、描いて・作って・折ってなどになりがちな工作でも、色んな動詞をひっぱりだせます。
【作り方 その②】
①空いたケチャップとマヨネーズの容器を用意する
②中に細かく切った折り紙や毛糸を入れて、中がそれぞれ赤と黄色にみえるようにする
③○シールや折り紙シールで顔を作る
④ハトメなどで容器の蓋の穴を少し大きくしておいて、赤と黄色の毛糸を通し、両端を玉どめする
⑤容器に蓋をつける
【遊び方】
①ケチャップくんとマヨネーズくんを並べ、子どもの好きな場面のセリフを言いながら蓋をあけ、「ぶしゅーっ!」といいながら蓋の口の毛糸をひっぱり出し、オムライスやお好み焼きのミニチュアや絵にかける真似をする
②子どもの好きな場面のセリフを言いながらケチャップ君の蓋をあけて、蓋の口の毛糸の先を子どもに持たせ、「ぶしゅーっ!」と声をかけながら、子どもにひっぱらせる、長くなったらそれを2人でふりまわす
【ポイント】
・容器の蓋にあける穴を大きくするのは、子どもの目の前でなく、大人が事前にあけておくようにしましょう。
・立体に物を貼るのは、平面とはまた違った難しさがあります。左手を右手をどう扱うかを教えてあげましょう。
どちらも事前に一度は大人が作っておいて、子どもが作るのをみていられる長さにあわせて時間を調節したり、どこを手伝わせてどこを大人が作るのかを決めておいてくださいね。
レールが好きな子どもさんは多いですが、一人で遊んでしまって大人を全く寄せ付けないってこともとっても多いんですよね。
本来の使い方ではないですが、せっかくあるのですから、こんな遊びを仕掛けてみるのはどうでしょう。
繰り返しのある絵本に子ども達がはまりだしたら鬼に金棒。
台詞のかけあいをしたり、絵本にあわせて転がったり、絵本に似せて作ったりと、いろんなことに使えます。ページをめくるごとに動物が現れる絵本を使ってみました。
1人でいっつも小脇に抱えていたり、読んでと言ってきたりする、 子ども達が気に入っている絵本。 そんな絵本を使って、どんなことができるでしょうか。 そんなヒントをあげてみます。
【材料】
折り紙、のり、好きな頁のコピー
【準備】
絵本の子どもの好きなものを選び、そのパーツを折り紙でそれぞれ作っておきます。この場合は、うしろにいるのだぁれ、うみのなかまという絵本の魚で、魚の体、その上に重ねる背中側、腹側、尻尾などの色のパーツを作っておきます。
【作り方】
①魚の本体を机の上に置く。
②①の上に、背中、腹、尻尾の順に重ねて貼る。
③目や口などをペンやクレヨンなどで書く。
④その魚のいる頁をコピーした用紙に、魚を貼る。
【ポイント】
・工作が苦手な子どもさんの場合は、(のり)つけて、貼って、貸して、書いてなどの言葉、自分でやりたがる子どもさんの場合は、教えて、みせてなどの言葉をねらってみるのがいいでしょう。
・のりが苦手な子どもさんの場合は、まずはシール折り紙でパーツを作っておいて、はがして貼るだけにしておくのもいいでしょう。
・作ったものを頁のコピーに貼っていくときに、上の方、下の方などの指示理解をねらうこともできます。
・パーツを配ってちょっと待たせたり、~ある人と聞いて答えるなど、園や学校の様子を再現して教えていくこともできます。
【材料】
絵本、厚紙、のり、はさみ
【準備】
絵本の必要な頁をコピーしておきます。この場合は、サンドイッチという絵本をコピーして、パンとその中にはさむ材料をそれぞれコピーしています。
【作り方】
①絵本のコピーの裏に厚紙を貼る。
②①をそれぞれの形に切り抜いていきます。
③全て切り抜いたら、絵本のセリフを言いながら、重ねていきます。
【ポイント】
・工作が苦手な子どもさんの場合は切り抜くところまでは準備しておいて、絵本のセリフを言いながら重ねていくところからしていくのでいいでしょう。
・のりの量の調節の練習をしたりすることもできますが、のりを扱えない場合は、裏に両面テープなどを貼っておいてはがして貼るようにしておいてもいいでしょう。
・はさみがまだ苦手で練習をさせたい場合は、厚紙を貼る前の紙を切り抜かせてあげましょう。また、はさみを使うときの左手の動かし方によって、紙の大きさなども調節してあげるといいでしょう。
・工作が得意な子どもさんでも、裏に厚紙を貼ることで切りにくくなりますので、切ってと頼む練習をすることもできます。
【材料】【準備】【作り方】は、その②ペーパークラフトと同じです。
【遊び方】
・お弁当の歌、サンドイッチバージョンにあわせて、サンドイッチの中身を重ねていきます。
・お弁当の歌、サンドイッチバージョン歌詞
「これくらいの お弁当箱に
サンドイッチ サンドイッチ ちょっとのせて
ふわふわパンに チーズにのせて
レタスさん トマトさん タマゴさん
イボイボのきゅり まんまる大きいハム
できあがり~!」
【ポイント】
・歌いながら大人が作ってあげてもいいですし、2つ用意して、一緒に作ってもいいと思います。
・具を増やしたり、オリジナルにした時は、歌も替え歌してもいいでしょう。
・一緒に楽しく、リズムに合わせて遊んでみましょう。
組立自動車は、ばらして組み立ててと、それだけでも十分に遊べるものですが、 そのあとにちょっと工夫して、子どもと一緒に動く部分をさりげなく紛れ込ませてみましょう。
【用意するもの】
パーツの取り外しのできる乗物のおもちゃ、紙、クレヨン、画用紙、ガムテープ、割り箸、シール折紙、粘土
【遊び方 その①】
・大人と子どもが紙をはさんで対面で座る
・それぞれに好きな色のクレヨンを手に持つ
・クレヨンを手にして構え、子どもと目があったら「よーい、どんっ」とかけ声をかけて、紙をぐるぐるがきで塗っていく
・塗り終わったらクレヨンを置く
・大人と子どもが色を塗った紙の両端を持つ
・子どもと目があったら「せーの」と声をかけて引っ張り、紙を破る
・破った紙を大人と子どもがそれぞれ手に持ち、「いくよ~」と声をかけてぐちゃぐちゃに丸める
・丸めた紙を「ぴー、ぴー、ぴー」などの合図を入れながら、ダンプカーの荷台に載せる
【ポイント】
*「よーいどん」「せーの」「いくよ」と子どもと目をあわせて一緒に動くところを参考のため3か所いれてありますが、子どもさんの好きそうなところのみ、1か所でするのがよいでしょう。
*荷台に載せるときは、子どもさんがよく耳にする合図の音でもいいですし、ゴミ・石・石炭など聞いたこと見たことのあるような言葉をかけながらでもいいです。
【遊び方 その②】
・大人と子どもが対面に床に座る。
・大人、ガムテープを少しはがしてロールの方を持ち、はがしたテープの端を子どもに両手で持たせる。
・子どもと目があったら、「びりびり~」と言いながらテープをひっぱってロールからはがす。
・30cmくらいテープがはがれたら、子どもからテープの端をもらって床に貼る
・貼ったところを子どもに押さえさせておいて、大人はもう少し引っ張りながら床に貼っていき、曲がりたいところでテープを切る
・子どもをテープを切った先のところまで移動させる
・移動させた先で大人と子どもが最初のように対面で座り、同じようにテープを引っ張るのと床に貼るのを繰り返す
・滑り台の下から本棚、ドアの前からトランポリンの下など、始点となる場所と終点となる場所を結ぶテープの道路ができたら、その上を乗物を走らせる
【ポイント】
*貼ったところを押さえておいてもらうとうのは、なかなか難しいことなので、それをねらっていれるのもありですが、最初は言われたところに手をのせておくくらいで十分です。
*白の油性マジックで、道路に中央線や横断歩道など、子どもがよく見ていると思う道路のマークを入れてあげるのもいいですね。
【遊び方 その③】
*その②の道路に慣れてきたら、標識などを付け足していってみましょう。
・「とまれ」を作ろうと子どもに声をかける
・シール折り紙に△を書き、△の中に〝とまれ″を書く
・大人と子どもがそれぞれ△を2枚ずつ切る
・大人と子どもがそれぞれ、切った2枚の△の間に割り箸を入れて貼りあわせる
・△を貼った割り箸を立てる土台となる粘土を2つ用意し、1つを子どもに渡す
・大人と子ども、対面で座る
・粘土を下におき、片手で△を貼った割り箸をもつ
・子どもと目があったら、「せーの、ずぶっ」といって割り箸を粘土にさす
・できた標識を道路の好きなところに置く
・作った道路で乗物を走らせる
【ポイント】
*工事現場が好きな子、信号が好きな子、ドライブインのマークが好きな子…などなど、子どもさんのよくみているものを身近なもので作っていってあげましょう。
最近は百均でもカラフルなビーチボールがたくさんあるものですね。 夏の水遊びには欠かせないアイテムを、せっかくなので水遊び以外でも、ちょっと考えてみましょう。
【用意するもの】
ビーチボール、空気入れ、
【遊び方 その①】
・ビーチボールを膨らませる
・膨らませたビーチボールに乗る
【ポイント】
・2-3歳の体の小さなお子さんの場合、大きめのビーチボールが十分セラピーボールの代わりになります
・ただし、そのくらいのお子さんですと、膨らませる間待っていることは至難の業なので、あらかじめ8割くらい膨らませておくか、何かで遊ばせている間に膨らませてしまいましょう
・ねらうのはもちろん、アイコンタクトです
【遊び方 その②】
・大人と子どもがボールをはさんで対面に座る
・子どもの手をボールの上に添えさせる
・大人は子どもの手に添えるように手を置いて、ボールの栓をひらく
・子どもと目をあわせて「せーの」のかけ声をかけて、一緒にボールを押して空気を抜く
【ポイント】
・ビーチボールの栓の口は、大人が指で挟んでせばめてあげないと空気がうまく抜けないようになっているので、子どもがかけ声より早く押し始めてしまっても空気がでないように調整できるのがいいところです。
・勢いよくボールからでる空気が子どもの顔や首にあたるようにしてあげると夏の暑い日には気持ちがいいですね。
【遊び方 その③】
・ビーチボールに足ふみタイプの空気入れをつける
・大人と子どもが空気入れを挟んで対面に座る
・大人が手で押して空気を入れてみせる
・子どもが手を伸ばしてきたら、子どもに空気入れの上に手をおかせる
・大人、子どもに手を添えて、「しゅ~、しゅ~」と声をかけながら一緒に押す
・子どもが一人で押せるようになってきたら、大人が「しゅ~、しゅ~、しゅ~、しゅ、しゅ、しゅ、しゅしゅしゅしゅしゅ…」とかけ声のリズムをかえる
【ポイント】
・まずは空気入れに興味を持つかを確認しましょう。空気入れに興味はもったけど、空気が自分にあたるだけで楽しいみたい、という場合は、まずはそこで遊んでみましょう。
・空気入れが押す動きができないとどうにもなりませんので、まずは動きを教えてあげましょう
・最初は子どもがかけ声をかけて、大人がそれにあわせて早くしたり遅くしたり、なんてコミカルな動きでひきつけるのもいいですね。
【遊び方 その④】
・大人、ボールを持って子どもをじーっとみる
・子どもと目があったら、「いくよ~」とじわじわ近寄り、「えいっ」と子どもにボールをぶつける
・これを繰り返す
【ポイント】
・ドッチボールなどの前段階の遊びで、めちゃぶつけという、ボールを複数用意して手にした人が誰かにボールをぶつけあうという遊びがあるのですが、それと追いかけくすぐりとの間という感じですね。
・お腹や背中、手足などにボールをあてるのですが、あてるまえに大人と子どもが目をあわせるようにはしておきましょう。
・あてる・あてられることに興味がなさそう…なんて場合は、とりあえず天井にむけて「せーの」で投げるとか、たてた積み木を「せーの」でボールを投げて崩すとか、そういう遊びでもいいですね。
今回はちょっと古いですが、でこぼこフレンズ。
これもはまる子、多かったんです。
【準備するもの】
B4程度の白い紙、ミニサイズの折り紙、クレヨン、
【作り方】
*切り紙の要領で、キャラクターを作ります。
①白い紙を四角く2回折る
②ゆるくカーブを描くように切る
③絵本のように開くよう、②の真ん中をホチキスで止める
④折り紙を裏が外側になるように四角く半分に折る
⑤ひらく④が丸や円柱など、キャラクターの顔や体になるように切る
⑥⑤の1ページに1キャラクターになるように、⑤で切った折り紙を貼る
⑦目や口など、キャラクターの特徴的な部分をクレヨンで描き足す
⑧最初のページを赤く塗る
【遊び方】
①扉をしめて机の上に置く
②「トントントン」と言って扉を叩く
③子どもと目をあわせて、「でっこぼっこ、ふれーんず」という
④言い終わったら扉を開く
⑤開いたページのキャラクターの台詞を言う
⑥②~⑤を繰り返す
【ポイント】
・作り方の手順①~⑧のうち、どこを子どもに手伝わせるかは、あらかじめ決めておきましょう。
・できあがってしまうと子どもが一人で見入ってしまっておしまい、なんてことになっても、工作のスキルをあげたいと思っている間はよしとしましょう。
・一人で見入ってるだけでも楽しいものに大人が加わるときには慎重に。子どもが覚えられていないキャラクターの決め台詞を言う、声色を変えて言うなど、大人が加わった方がテレビと一緒でいいかも~なんて思わせられそうな部分をさがしていきましょう。
戦いごっこはできなくてもいいのです。
はまってくれた戦隊ものがあったら、苦手な工作なんかにトライしてみましょう。
精巧でなくてもいいのです。
こんなんで!?という感じでも、十分喜んでいたりするんですよ。
くるくると手回しするシュレッダー。 右手を左手を上手に使う練習になる、ちょうどいいおもちゃでもあります。 両手をしっかり使ったあとには、ちょっとした遊びもいれてみましょう。
【準備するもの】
手回しミニシュレッダー、折り紙(両面、きらきらなど、いろいろあると楽しい)
【遊び方】
その①
・折り紙1-2枚分をシュレッダーにかけたあと、子どもと目をあわせて「せーのっ、ぱっかーんっ」といって、頭の上にかける
・そのあとも集めて「せーのっ」と頭の上にかけるのを繰り返す
その②
・折り紙1-2枚分をシュレッダーにかけたあと、子どもと目をあわせて「せーのっ、ぱっかーんっ」といって、ばらまく
・そのあとも子どもと二人で集めて「せーのっ」とばらまくのを繰り返す
その③
・折り紙1-2枚分をシュレッダーにかけたあと、子どもと目をあわせて「せーのっ、ぱっかーんっ」といって、ばらまく
・そのあと、子どもと二人で集めて、「よーい、どんっ」と言っておいかけてかけあう
その④
・折り紙1-2枚分をシュレッダーのかけたあと、子どもと目をあわせて「せーのっ、ぱっかーんっ」といって、ばらまく
・「くるくるくる~…、ぱっ」と言いながらシュレッダーにかけた折り紙を手で丸めたり長細くしたりしたものをみせ、その色や形にあわせたものに見立てて並べる
その⑤
・折り紙1-2枚分をシュレッダーのかけたあと、子どもと目をあわせて「せーのっ、ぱっかーんっ」といって、ばらまく
・紙皿や紙のお椀にもりつけて、焼きそばやラーメンを作る
ちょっと前は夢中になっていた型はめだけど、今はもうしなくなったなぁ…。
マーク、キャラクター、どうぶつ、数字、ひらがな、アルファベット…、安いのから高いのまで、いろんな型はめがありますよね。
以前気にいっていた型はめを、もう一度再利用してみましょう。
【準備するもの】
・型はめのピース、型はめの枠、スタンプ台、紙など
【遊び方 その1】
①子どもの好きな型はめのピースを外しておく
②ピースを複数手に隠して持ち、「なにがあるかなぁ…」と言いながら子どもの目の前に出す
③子どもと目をあわせて「3,2、1、それーっ!」…」と手の中のピースを放り投げる
④子どもが集めてきたら、それを型は枠にはめていく
⑤②~④を繰り返す
【遊び方 その2】
①子どもの好きな型はめのピースを箱に入れておく
②「がらがらするよ~」と声をかける
③子どもと目をあわせたら箱の中に手を入れて「がらがら~」と箱の中をかき混ぜ、「えいっ」とピースの1つとりだす
③「~!」とピースをみせる
④「とんとんとん、ぺった~んっ!!」と言いながら、そのピースをスタンプ台につけて紙に押す
⑤②~④を繰り返す
【遊び方 その3】
①子どもの好きな型はめのピースを複数部屋の中に隠しておく
②子どもの好きな型はめのピースのうち2-3個を、子どもの目の前におく
③「いないいないするよ~」と言って目の前のピースを手にもち、子どもには目をつぶらせる
④「まだだよ~」と子どもが目をつぶっているか確認しながら、1つは、子どもが顔をあげた時にすぐわかる位置、残りはキョロキョロと見渡さないとわからない位置に置く
⑤「いいよ~」と言って、子どもの顔をあげさせる
⑥子どもがピースを見つけたら、「あった~!」と声をかける
⑥見つけたピースを型はめに入れる
⑦2つ目以降も一緒に探していく
【ポイント】
・1では、最初にピースを全部外しておき、子どもと一緒にばらしても楽しめると思います
・2では、取り出したピースで粘土の型抜きをしても楽しめると思います
また、取り出すのを子ども、スタンプや粘土を大人(もしくはその逆)という風に役割を決めてもいいし、取り出してスタンプや粘土をするまでを子どもと大人と交互にしてもいいでしょう
・3では、動物のピースなどを使うときは、「動物園にしよう」と紙に名前を描いた柵を描いておき、見つけたピースを柵に置いていくようにしてもいいでしょう。
また、遊び方がわかってきたら探すのを子どもに任せて、探す時のヒントの出し方を色々変えていくといいでしょう。
カラフルな色合い、つるつるとした触り心地、ぴーっと裂く感覚、 けっこう、子どもの好きな要素がある材料だったりしますよね。 あんまり使わないけれども、家に1つは眠っているだろうビニル紐。 これを使って遊んでみましょう。
【準備するもの】
ビニール紐(何色かあると楽しい)、はさみ、ガムテープ、セロテープ、新聞紙
【遊び方 その①】
①ビニール紐を床に置いて、その端を子どもに押さえていてもらう
②子どもが押さえるのを確認してから、それをガムテープなどで床に止める
③ガムテープの上から再び子どもに押さえてもらって「押さえててね」と言って、子どもが手を離さないように目をやりながら、部屋の棚や反対側の壁などに向けて紐を伸ばす
④子どもを呼んで伸ばした先の紐を押さえてもらい、ガムテープなどで止める
⑤ガムテープの上から再び子どもに③の場所を押さえてもらって「押さえててね」と言って、子どもが手を離さないように目をやりながら、また紐を伸ばす
⑥②を③を繰り返しながら部屋中に紐を渡す
⑦渡した紐に新聞紙をセロテープで止めたり、紐に新聞紙をかけたりする
⑧新聞紙を叩いてまわったり、新聞紙でいないないばあとしたり、新聞紙の区画をお風呂やトイレ・台所などにしたりなどして遊ぶ
【遊び方 その②】
①ビニール紐を1mくらいの長さに切って2本(2色)用意する
②2本(2色)の片方の端を、机や椅子の1つの足にゆるめにくくりつける
③2本(2色)を左右に広げる
④大人と子どもがそれぞれ左と右の紐を持ってしゃがむ
⑤「いーち」と言って大人が子どもの紐をまたいてしゃがむ
⑥「にーぃ」と言って子どもが大人の紐をまたいでしゃがむ
⑦⑤と⑥を繰り返し、5-6くらいまできたら、一旦元の位置に戻る
⑧また数えながらまたぎ合いを繰り返す
⑨2色のまだら紐ができたら、そのまだら紐をめちゃくちゃに降ったり、たくさん作って天井からぶら下げたり、しっぽとりをしたりする
【遊び方 その③】
①机の足にビニール紐の端をとめる
②ビニール紐の巻きを手に持つ
③せーので、歌や音楽にあわせて机の周りを歩きながら紐を巻きつけて行く
④歌や音楽が終わったところで巻きつけるのをやめる
⑤紐の伸ばしたところを子どもに押さえてもらう
⑥子どもが手を離さないように目をやりながら、巻きを切る
⑦机に巻きつけた紐を、2か所以上で結ぶ
⑧「せーの」などのかけ声をかけながら、結んだ箇所の間をテープカットの要領で切る
⑨⑧と同様に他の結んだ箇所の間を、「せーの」などのかけ声にかけながら切る
⑩ポンポンが何個かできたら、それを大人と子どもの二人で裂く
⑪できたポンポンを投げあったり、くすぐりっこをして遊ぶ
【ポイント】
・一緒に作業して遊ぶ、という形の3種類ですが、紐を編んでいる人の指の動きをみているだけで楽しい、机に巻きつけているのを眺めているだけで楽しいとか、裂いてるところが最大の楽しみという場合もありますので、子どもさんの様子をみながら進めましょう
一緒に手伝って手伝って…と頑張ったのに楽しみが少ない…となると活動として続きませんので気をつけましょう
アンパンマン、ポケモン、トーマス…などなど、世には子ども受けするキャラクター物がたくさん。
付録などでも、キャラクター物はよくついてきますよね。
一緒についているお家や乗物なんかを使って遊んでね~ってことなのでしょうが、それはナカナカ難しい。
それでも、お蔵入りさせておくのはもったいないので、使ってみることにしましょう。
【準備するもの】
ミニテーブル、トレーやお菓子の箱、積木、キャラクターのミニチュアや紙人形
【遊び方 その①】
・テーブルの上にキャラクター人形を縦横どちらか一列に並べる
・大人と子どもがテーブルをはさんで対面に座る
・テーブルの両端に手をかける
・大人と子どもと目を見合わせて、「3,2,1、シュー」と言ってテーブルを傾けて、一斉に人形を滑らせる
【遊び方 その②】
・床にトレーを置き、その上にキャラクター人形を1体をのせる
・子どもと目があったら、「チーン、エレベーター、上にあがります」と言ってトレーを持ち上げる
・5段階位でこれを繰り返し、どんどん高くする
・「屋上につきました」と言ってトレーにのせたキャラクターを電球の傘の上におく
・子どもを抱っこして傘の上の人形をとらせたあと、「エレベーター、下にさがります」と言って、「しゅ~」と勢いをつけてしゃがみ込んで子どもを床におろす
・これを繰り返す
*「きのこのやま」のような蓋つきのお菓子の箱をエレベーターにして、人形を入れたあと姿が隠れるようにするのでもよい。この場合は「チーン」と止まる度に蓋をあけたり閉めたりするとよい。
【遊び方 その③】
・積木で車庫を作る
・車庫の中に入る大きさの平らな積木にキャラクター人形をのせる
・「バックオーライ、バックオーライ」と言いながら平らな積木にのせたキャラクター人形を車庫に入れる
・「ドアがしまりま~す」と言いながら、車庫の入り口を積木でゆっくりふさいでいく
・「ドアがしまりました~」と言う
・一呼吸おいて、「ドアがひらきま~す」と言いながら、ゆっくり車庫の入り口をふさいだ積木をずらしてあけていく
・「しゅっぱ~つ」と言って中の積木と人形を出す。
・それを繰り返していく
*小さなトンネルと等間隔に並べて、そのトンネルの中を、5体ほど人形をのせた長い積木を動かしていくような遊びでもいい
文字、キャラクター、模様…世の中いろんなスタンプがあるもので、形態もスタンプ台を使う物、シャチハタ式のもの、スポンジ状のもの、色も赤青黄とスタンダードな色から、金ラメ銀ラメなど、ほんとうに種類様々、感心してしまいます。
今回は、このスタンプを使った遊びをしてみましょう
【準備するもの】
スタンプ、インク台、紙
【遊び方 その①】
①子どもと大人と、それぞれ好きなスタンプ(インク台のいらないもの)を1つづつ選ぶ
②紙をはさんで向かいあわせに座る。
③目があったら、「せーの」と声をかけ、「ぺったん、ぺったん」のかけ声や歌のリズムにのせてスタンプを押す
④ぺったん10回、歌を歌い終わる、などで区切りがついたら、スタンプを置く
⑤まだ乾いていないインクを「べた~」と指につけてぐちゃぐちゃにしたり、スタンプにペンで絵をつけたす
【遊び方 その②】
①インク台を子ども右側、紙を真ん中において、子どもと大人と向かい合って座る
②インク台の上にスタンプをおいてインクをつけ、子どもと目があったら、「せーの」で、「ぺったん、とん、ぺったん、とん」というかけ声や歌のリズムにのせて、「スタンプを押す、インクをつける」を繰り返す
③ぺったんトン10回、歌を歌い終わる、などの区切りがついたらスタンプを置く
④まだ乾いてないインクを指につけてぐちゃぐちゃにしたり、スタンプにペンで絵をつける
⑤「インクをつける、スタンプを押す」という動きに慣れてきたら、大人と子どもで交互にスタンプを押すに変える
【ポイント】
・早くなったり遅くなったりせず、一定の長さリズムを保つのは、なかなか難しいので、好きな歌や好きな形・色など、子どもさんの好きな要素を盛り込みましょう
・スタンプを選ぶときに、アイコンタクトや指差しの練習もできます
・スタンプの蓋をテープで貼っておいたり、インク台を出しにくい箱に入れておいたり、ちょっと一手間加えることで言葉の練習もできます
いよいよ夏祭りの季節です。
子どもたちが浴衣を着て、腕にぴかぴか光るブレスレットなんかをつけているのをみかけたりしますよね。
細くて折ったら光りだすもの、スイッチがついていて押したら光るもの、百円ショップにいろいり種類はありますが、今回はこれを使ってみましょう。
【材料】
折ると光るライト、電池式のライト、マットや布団、箱(蓋しめると中がまっくらになるもの)、トランポリンのようなメッシュ状になっているものやガラスのミニテーブル
【準備】
箱の上部には小さい穴をあけておく
【遊び方 その①】
①折ると光る棒の両端を、子どもと大人とで持つ
②目をあわせて、「せーのーで…」のかけ声で棒を折る
③光り出したら、おうちの中の暗い場所に移動する、もしくは、棒を箱の中に入れて覗く
【遊び方 その②】
①マットをトンネル状になるように三つ折りにする
②マットの両端に、子どもと大人が向き合って座る
③「3,2,1…」のかけ声で、両端からマットの中に潜る
④こととき大人は電池式の棒を持って潜る
⑤二人で布団の中に入ったら、「ぴっか~」と言いながら棒を光らせる
【遊び方 その③】
①トランポリンやガラスのミニテーブルの上に光る棒をおく
②その上から布団や毛布などをかぶせる
③トランポリンやテーブルのそばに、子どもと大人が向き合って座る
④かぶせてある布団や毛布の端を手に持ち、目をあわせて、「行くぞ~もぐれ~」とかけ声をかけ、二人でその下に潜る
⑤潜ったら、布団や毛布の隙間から手をいれて、棒を光らせる
【ポイント】
・折ると光るタイプのものは、棒が細いので、先に自由に触らせてしまうと一人で折って光らせておしまい…になりかねません。大人が先に端をもって、子どもが持ってほしい場所は持ち方を教えながら持たせることで、一人遊びにならないようにしましょう。
・電池式の棒も、ボタンを押して一人で遊ぶこともできますので、大人が準備している最中にとられないよう、何かをみせて待たせたりしておきましょう。
どこのご家庭にもあるゴミ袋ですが、
使いようによってはちょうどよい遊び道具。
子どもさんが被ってしまわないように注意はいりますが、
大きくゆらゆらふくらんだ感じ、
パンパンにふくらんだ袋のさわり心地、
中にどんどん詰めちゃう感じ…と、
子どもの好きな要素は色々あるので重宝します。
【材料】
大きめのビニル袋(持ち手のあるもの、ないもの、どちらでも使える〉、風船
【遊び方 その①】
・子どもの目の前で「がさがさ~」などと言いながら袋をふってみせる
・子どもがみてきたら、「ゆ~ら、ゆ~ら」と言いながら、大きく左右に振って袋に空気をいれる
・子どもが目で追ってきたら、「それ~」と言って袋の口を閉じる
・袋の口を持ったまま、それが下になるようにして床におく
・子どもが手を伸ばしてきたり、乗ろうとしてくるのを待つ(触ろうとしたり乗ろうとしてこない場合は、子どもの手やお腹に袋をポンポンと当ててみたりする)
・子どもが触ったり、乗ってきたら、「ぷ、ぷ、ぷしゅー」と言いながら袋の空気を抜いていく
【遊び方 その②】
・袋の持ち手を大人と子どもで片方づつ持つ
・目をあわせたら「ゆ~ら、ゆ~ら」と言いながら大きく左右に揺らす
・次に、「いくよ~!」と合図を出し、「ぐ~る、ぐ~る」と言いながら大縄を回すように袋をまわして空気を入れる
・「それ~」と言って、大人が袋の口をしめる
・膨らんだビニル袋を持ち、「が、が、が、がさがさ~」と言いながら子どもに近づけて行く
・子どもが逃げたら、「がさがさ~」と言いながら追いかけ、子どもが捕まえにきたら、「うわ~」と言って袋から手を話して子どもにくちゃくちゃに丸めさせる
【遊び方 その③】
・風船をたくさん膨らませておく
・袋に風船をどんどんいれていく
・いっぱいになったら、袋の口を軽くむすぶ(だんご結びにはしない)
・袋の口を下にして床におき、袋をはさんで大人と子どもが向かい合って座る
・上になっている袋の底の両端を、大人と子どもでそれぞれ持つ
・「せ、の、で…」とかけ声をかけ、「ふりふり~」と言って袋を2人でふって、風船をばらまく
【ポイント】
・終わったあとはビニル袋を片付け、子どもが1人で遊ばないように気をつけましょう。
またまたネタは100均で売ってるフラフープ。 組み立ててまるくするタイプのものを使って、 今回も遊びを考えてみましょう。
【材料】
フラフープ、座イス、お布団、ボール、シール、カード
【遊び方 その①】
①座イスを少し後ろに傾くように置き、子どもを座らせる
②2本をつなげたフラフープの端を子どもに持たせる
③子どもと目があったら、「せーのーで」とかけ声をかける
④「ぽーん」と言うと同時に、棒の繋ぎ目を抜き、その反動で座イスが倒れるようにする
*座イスの変わりに、お布団を敷いた上に小さいボールを置いてその上に座らせておいてもいい
【遊び方 その②】
①棒の中にシールを何枚かづつ入れながら繋ぐ
②棒の両端を子どもと大人で持つ
③子どもと目があったら「うんとこしょ、どっこいしょ…」など子どもの好きなフレーズを言う。
④③を何回か言ったあと、「どっこい……しょー」で棒を引っ張って繋ぎ目を外す
⑤「じゃらなじゃら~」と言いながら棒を振ってシールを出す
⑥大人がシールをはがしてもち、「いくよ~」と言いながら徐々に子どもに近づき、「……べたーっ!!」と言いながら顔や体にシールを貼る
*棒の中に入れるものは、子どもの好きな食べ物のカードや好きな乗物のカードなどでもいい
【遊び方 その③】
①棒の中にひらがなシールやひらがなを書いた紙を入れながら繋げる
②棒の両端を大人と子どもで持つ。
③子どもと目があったら、「せーのーで」のかけ声をかける
④「ぽーん」で棒を引っ張って繋ぎ目を抜く
⑤「じゃじゃーん」と言いながら棒を振って中のシールやカードを出す
⑥シールは出た順番に貼り、カードは出た順番に並べる
⑦①から⑤を繰り返していくと、最後に子どもの好きな言葉やフレーズになる
【ポイント】
・棒を持たせるときに、両手で棒を握るときの手の位置は教えてあげましょう
・最初は腕を伸ばしたまま体を後ろにそらすようにして引っ張るのでもいいですが、肘を曲げて引っ張るのも教えてあげましょう
・立って引っ張るときは、足を踏ん張らせるための足の取り方を教えてあげましょう
・力のある子どもさんで1人で抜いてしまうかもっ!という場合は、さりげなく大人が繋ぎ目を持っておきましょう、またタイミングをあわせるためにも最初は繋ぎ目を持って置く方がいいかと思います
・子どもさんの好みにあわせて、引っ張ったあとの楽しみは変えてくださいね
100均によくみかける、このラメ入りのチューブのり。 本当は何に使う物なのか…イマイチよくわかりません。 でも、本来の用途はわからなくても、遊びには使えます。
【材料】
ラメ入りチューブのり、紙、手拭きタオル
【遊び方 その①】
①子どもの目の前で、チューブの先から少しのりを出す
②子どもがみてきたら、「ぎゅぅぅぅ」とのりを紙の上に絞りだす
③紙の上に落ちたのりを、「びよーん」と言いながら指で伸ばす
【遊び方 その②】
①子どもの目の前で、チューブからのりを少し出す
②子どもがみてきたら、「いくよ~」とゆっくり近づけていき、「ちょーん」と言いながら、指先などにのりをつける
【遊び方 その③】
①子ども、大人がそれぞれ1本づつのりを持つ
②両手でのりを持って、「せーのーで」でのりを絞り出して紙の上に落とす
③椅子に座って、立って、椅子の上に立ってなど、色んな高いところから落とす
【遊び方 その④】
①子ども、大人がそれぞれ1本づつのりを持つ
②「てん、てん、てん」「ぎゅうううう」「ぶしゅーっ」などと言いながら、のりを紙の上に絞りだす
③のりを落とした紙と同じ大きさの紙を用意し、②の上にのせる
④「せーのーで」で、子どもと一緒に③を「だ~ん、だ~ん、だ~ん…」「だだだだだーっ」などと言いながら上から叩く
⑤子どもと大人で上にのせた紙の両端をもち、「せーのーで」でそっとはがして、うつったのりやつぶれたのりの跡をみる
【ポイント】
・べたべたした感触が好きな子どもさん向けです。
・べたべたが嫌いでも、物を叩くことが好きな子どもさんの場合は、遊び方④ができるかと思います。
・色画用紙を使ってもいいですし、きらきらのりの淡い色合いでは目をひかない場合は、絵具などを使ってもいいでしょう。
便利な時代になったもので、パソコンを検索すると、季節にちなんだ塗り絵、ペーパークラフト、折り紙の折り方などがたくさん見つかるようになりました。季節にちなんだ遊び方ができなくっても、形や色などで子どもの気に入りそうな物があれば、ぜひとも使ってみましょう。
【材料】
フリーダウンロードの教材をプリントアウトしたもの
今回は、鬼のお面のプリントを例に考えてみましょう
【遊び方】
①鬼のお面の口の部分に切り込みを入れておき、食べ物のカードを鬼の口に入れていく
②鬼の顔の色を5種類くらい変えておき、切り取ったものを順番に並べて眺める
③鬼の面を、鬼の顔と、角・目・口などのパーツに分けておき、顔を完成させる
④半分に折った白い紙の輪の部分に、鬼の顔の正中線が重なるように置き、鬼の顔半分の輪郭を書いて、鬼の顔の切り紙にする
⑤鬼の面の目や口の部分を切り抜いておき、大人が顔につけたり外したりしてみせる
⑥大人の胸や顔に切り取った鬼の面を貼り、おいかける。
⑦壁や空き箱に切り取った鬼の面を貼り、「オニは~そと~、フクは~うち~」と言いながら新聞紙を丸めたものやボールをぶつける(ばらまく)
⑧子ども用のバスケットのミニゴールの板の部分に切りとった鬼の面を貼り、ゴールの網は下方を紐で縛って、「オニは~そと~、フクは~うち~」と言いながらボールを投げる、ゴールにボールがいっぱいになったら網を縛っていた紐をほどいてボールをいっぺんに落とす
【ポイント】
・鬼だから節分にしなきゃ!と思わずに、この形は好きそうだから何かに使ってみよう、また逆に、いつもしている好きな遊びの中にこの形を入れてみよう、というような気持ちで取り入れてみましょう。
・この鬼を使って遊ぶことに慣れてきたら、鬼を利用して他の遊びを教えたり、本来の節分の遊びを教えていくことができるようになります。
100円ショップに売っているのり風船。
そういえば子どもの頃、これで遊んだような気がする…と思う方も多いのではないでしょうか。
今回はこれで、いくつ遊びを考えられるか、やってみましょう。
【材料】
のり風船(透明なもの、色のついたもの、大きいチューブのものなど、色々あります)
【遊び】
①大きい風船や小さい風船を作り、並べて眺めたり、割ったりする
②色のついているのりを2-3色混ぜて、のり風船を作る
③チューブから出して少し固くなったのりを、引っ張って伸ばしたりちぎったりする
その
④チューブから出して少し固くなったのりを強めに息を入れて、パチッと鳴らす
⑤風船をせーので投げ、それを受け取ったあとに割る
その
⑥割ったあとに薄い膜状になった風船を、丸めたりくっつけたりする
⑦風船を作り、どんどん上に積み上げていく
その
⑧風船を紙に乗せて運び、袋にどんどん詰めていき、袋がいっぱいになったら割る
その
⑨風船を離れたところに置いておき、大人と一緒にゆっくり歩いたりジャンプしたりしながら近づいていって割る飛ばす
⑩風船を離れたところに置いて、ヨーイドンで走って取りにいき、先についた方が風船を割る飛ばす
【ポイント】
・遊んだあとは換気をしてください
・物を口に入れることが多い子どもさんの場合は、口にいれたり飲み込まないよう、目をはなさないでください
・蓋をあけて、チューブにのりをつけて、膨らませて、混ぜてなどの動詞、色名、大きい小さいなどの形容詞などの言葉がねらえます
・風船バレーができなくても、せーのでキャッチする、せーので踏む、せーのでハイタッチの状態で割る、ヨーイドンでとりに行く、くちゃくちゃと丸めたものをせーの見せ合うなど、タイミングをあわせる活動は色々とできます。
めくったら何かがでてくる、というのは、
絵本でも幼児向け雑誌の付録にもよくついていますよね。
扉を作るのは大変だけど、剥がせばでてくるなら簡単です。
個人情報保護の目隠しシールを使ってみましょう。
百均にもありますよ!
【材料】
目隠しシール、子どもの好きなキャラクターの絵、名詞サイズのプラケース
【作り方】
*今回はムシキングを使ってみましょう。
①子どもの好きなムシキングの画像を複数プリントアウトする
②プリントアウトした画像をそれぞれ名刺サイズくらいの大きさに切る
③プラケース1つに、②で切った画像を1枚づつ入れる(裏からみて画像が透けてみえそうなときは、裏に黒い折り紙や厚紙を貼って見えなくする
④目隠しシールを名刺サイズに切る
⑤目隠しシールを③の絵がみえないように貼る
⑥目隠しシールを貼ったムシキングカードのできあがり
【遊び方】
・子どもの目の前でシールを剥がして見せ、カードをあげる
・シールのついたカードを渡して、子どもがシールを剥したがったら剥がしてあげる
・カードをシール面を上にして机におき、子どもと大人がカードをはさんで対面に座る。子ども側のシールの端を少し剥がして子どもに持たせ、大人は反対側の端を持ち、せーので一緒に剥がす
・目隠しシールの端っこを剥がして子どもにもたせ、大人はカードの端をもち、せーので一緒に剥がす
【ポイント】
・絵に直接目隠しシールを貼ると、絵も剥がれてしまうので、プラケースに絵を入れたり、絵を厚紙に貼ったあと透明な袋に入れてから目隠しシールを貼りましょう
・目隠しシールはけっこう粘着力がありますので、剥がすのに力がいります。そこを利用して言葉をねらったり、一緒に剥がす遊びをします。
・剥がしたあと、そのカードでゲームをしてみよう!などと欲張らずに、最初は、剥がしたあとはぜーんぶもっていけ~!というくらいの気持ちでやりましょう。
・ムシキング、ポケモン、プリキュア、ディズニーなど、子どもが好きなキャラクターを選びましょう。もちろん、魚、昆虫、食べ物、ひらがな、数字など、キャラクターでなくても構いません。
・子どもが好きな幼児向け雑誌の1頁、好きな図鑑の1頁などのコピーを透明な袋にいれて、目隠しシールを何枚か貼っておいて剥がしっこをする、というのでもいいです。
・1人で剥がせなくてもいいのですが、剥がす動きをするときは、右手のもつところと左手のおさえるところは毎回教えてあげるといいですね。
・ビニールテープやガムテープなどで代用してもいいのですが、テープのべたべたを手で触るのが好きな子どもさんの場合は、剥がしたテープで遊んでしまって、次のカードへの興味がわきにくくなるかもしれませんので、シールの方がいいでしょう。
お出かけの時に使って余っている紙コップ。
また次の機会にと戸棚で眠っているようなら、遊びに使ってみましょう。
【材料】
紙コップ大小、シール、クレヨン、シール折り紙、ビニールテープ、はさみ
【遊び方】
①高く積んでいく。またそれを崩す。
②好きなキャラクターのシールを貼って、並べたりピラミッドを作る。
③紙コップの底を茶色く塗り、側面に黄色いビニールテープを貼って、残った白い部分を切り取って、お皿に並べてプリンにする。
【ポイント】
・高く積んだコップを崩すのは、足や手でもいいですし、ボールや鉄砲などでねらってもいいです。机の上に積んで、えいっと2人で机を叩いて崩すのでもいいですね。
・白い紙コップなんかに興味はない…という場合は、好きなキャラクターのシール貼なんて作業をいれてみてはどうでしょう。好きなキャラクターがずらっと並ぶのみたさに、積むことにも挑戦してくれると思います。
・左手でコップを支えて塗る、両手を使う練習になります。側面を塗るのは難しいので、側面を塗ったり、黄色いビニールテープやシール折り紙を貼るのは大人がやりましょう。言葉がねらえますね。
・また、紙コップを使った本などもでています。補強されている紙コップを切ったり、丸い側面に書くというのは工作が得意な子どもさんでも、難しいものです。大人が手伝ってあげるチャンスが生まれます。
百円均一にも売っているレジャーシート。
春の天気のよい一日、
夏のレジャーシーズン、
秋の気持ちよい風の吹く日にと、一家に一枚は必ずあるものの、
いつもは押入れにしまいっぱなしのことの多いのがレジャーシート。
せっかくなので、これを有効活用してみましょう。
【材料】
レジャーシート
【準備】
普段使っているものを室内に持ち込むときは、砂などがついてないかはみておきましょう
【遊び】
①シートを床に広げて波立たせる
②シートを持って大きく振り、バッサバッサと音をさせる
③シートをぐしゃぐしゃと丸めたり、丸めたのをぎゅうぎゅうと箱や洗濯籠に詰める
④シートの両端を大人と子どもで持ち、子どもの目のあたりの高さで上下にふる
⑤シートの両端を大人と子どもで持ち、シートの上にのせたちぎった紙や風船を降っておとす
その
⑥シートを机の上におき、その上で紙コップをピラミッド状に積みあげたあと、シートをひっぱったり持ち上げたりして崩す
⑦フラフープにシートの長辺をテープで張り付けて筒状にし、子どもにその中をくぐらせたり、子どもをその中に入れて姿をみせたり隠したりする。
⑧シートの端に子どもをのせて、大人がシートをひっぱって走る。
その
⑨シートをかぶって大人が子どもを追いかける
⑩シートを広げて、その上でおままごとやお店屋さんをする。
【ポイント】
・シートのガサガサ感が苦手な子どもさんもいます。その場合は最初はタオルケットなどを使うといいでしょう。
・シートによく使われている太い3色のストライプは、そのままでもふわふわさせると子どもの目をひきます。
・色に興味のない子どもさんでも、シートを目の高さでひらひらさせて視界が変化したり、大人の姿がみえかくれすると興味を持ってくれることがあります。
・新聞を丸めるように、大きなシートを体いっぱいでくしゃくしゃにすることを楽しむ場合もあります。
・シートそのままではあまり面白がらない場合は、シートの上にのせたものを散らしたり崩したりすることで興味をもってくれることがあります。
・大きなシートを人と2人で広げたり畳んだりすることは、日常生活や学校生活でも大事ですので、今まで床や机でやっていたおままごとやお店屋さんなどをシートの上ですることで、練習してあげるのもいいですね。